代表者挨拶 – 星野邦敏

[写真] 星野邦敏
6Fエントランスにて

私がWEB制作を始めたのは、先天性(生まれつき)の体の疾患を手術してリハビリをして治すために、入院したのがキッカケでした。
その時に、お見舞いに来てくれた大学時代の友人が、差し入れで、ホームページの入門の本を持ってきてくれて、「そんなに暇そうなら、ホームページでも作ったら?」と勧めてくれました。

当時は、手術後で、思うように体を動かせなかったのですが、インターネットを通じて自由に交流することができました。

初めは、作るホームページのネタも思いつかなかったので、自分の入院&リハビリ日記を作りました。
生まれて初めて作った自分の体の疾患に関するホームページは、同じ悩みを持つインターネットユーザーが集まるようになり、メールをいただいて、インターネット上でやり取りをしたり、実際にお会いすることもあり、交流や情報交換をすることができました。

医師の話では、私の体の疾患は、2万人に1人という発症率とのことで、同じ症状の人と実生活で偶然に知り合う機会は、まったくありませんでした。また、2万人に1人という体の疾患では、本や雑誌などの紙媒体の情報は、ほとんどありませんでした。
それが、インターネット上では、ニッチなテーマであっても、同じ関心を持つユーザーと交流や情報交換をすることができる、ということを実体験として、知りました。

私はインターネットを通じて、他の人のリハビリ方法や医師の情報をやり取りすることができました。インターネットは直接は体の疾患は治してくれませんが、間接的に情報を得たり交流を得て、元気をもらいました。

今は、体の疾患は完治していますが、その後も、自分の生まれて初めて作ったホームページを見て、私が手術を受けた医師を訪ねるために、千葉県にある病院に、北は北海道から、南は鹿児島県まで、患者が訪れるようになったと、その病院の人から聞いております。また、実際に当時の私と同じように情報が不足していて困っていた患者の人から、ホームページを通じて感謝の言葉をいただく機会も多くありました。

ホームページ作りは、その時は、趣味で、1円にもなりませんでしたが、入院やリハビリを通じて実感したインターネット上での経験が基となって、インターネットというメディア媒体に興味を持ちまして、その後も、趣味でホームページを作り続けてきました。

好きで続けてきたWEB制作が、その後に、自分がそれまで作り続け、自分で運営してきた複数のWEBサイトに、インターネット広告が付くようになり、スタッフも加わり、多くの方々と出会うことができ、現在は、法人化に至りました。
知識も経験も人脈も資金も無く、病院の一室で、ホームページの入門本を読んでいたことが、その約2年後には事業化でき、さらに2年後には法人化に繋がるとは、当時はまったく考えていませんでした。

もともとは、独学上がりで、IT系で働くことも、起業することも、考えたことの無かった私が、現在に至ることができたのは、良い出会いと良い経験を経ることができたからと思いますので、とても感謝しています。

インターネットは、大きなテーマはもちろん、ニッチな分野でも、必要としている人がいれば、コミュニティが成り立ちやすいツールだと思いますし、情報を発信しやすく、情報の収集もしやすいツールだと思います。
インターネットは、良い点・悪い点があると思いますが、社会的なインフラになりつつあると思いますので、これから将来、きっとより良い方向に進むと思っています。

このような時代に生まれたことを感謝しつつ、これからも、インターネットとWEBと仕事を通じまして、多くの良い出会いや良い経験をして、社会に対して貢献できる会社にしていければと考えております。

今後ともどうぞよろしくお願い致します。

(2008年1月:法人設立の挨拶として)

株式会社コミュニティコム
代表取締役 星野 邦敏

星野邦敏とコミュニティコムの沿革

星野邦敏の沿革となります。
株式会社コミュニティコムの沿革は「会社沿革 – 株式会社コミュニティコム」となります。

年       項目
2001年03月中央大学法学部法律学科を卒業し、就職せず、無職で過ごす。
2003月09月先天性筋性斜頸という生まれつきの体の疾患が軽度ながらもあることを24歳にして初めて知り、手術するために千葉県内の病院に入院。入院中に、お見舞いに来てくれた友人の差し入れで、「ホームページ入門」の本をもらい、読み始める。
2004年02月病院退院後、趣味で、ホームページを作り始める。 生まれて初めて作ったWebサイトは、自分の入院日記のホームページ。
2006年01月税理士法人でサラリーマンとして会計や税務や監査の仕事を始める。
2006年01月趣味で運営していた複数のWebサイトにインターネットメディア広告が付くようになり、税理士法人でサラリーマンとして会計や税務や監査の仕事をしつつ、勤め先公認の副業として、自分運営のWeb制作とインターネットメディア広告を事業化。 サラリーマンになったとほぼ同時期に、個人事業主として、創業する。
2006年初めてスタッフが加わる。
2006年前半スタッフ間で、普段はインターネット上でやり取りをしながらWeb制作をしつつ、定期的に新宿のマクドナルドなどに集まってWeb制作をしつつ、自社運営サイトの制作と、インターネットメディア広告をし続ける。
2006年後半定期的に集まる場所として、新宿のマクドナルドでは長い時間いることができないことに気が付き、新宿・四谷・市ヶ谷などのコーヒーショップ・ルノアールに集まることが増える。
2007年定期的に集まる場所として、税理士法人内をオフィススペースとして間借りして、インターネットメディア広告とWeb制作をし続ける。 また、これまでは、自社運営サイトの制作、自社保有メディアのサイト運営によるインターネット広告事業のみを行ってきたが、他企業様向けに、Web作成を依頼される機会が増えたので、Webサイトの受注制作も始める。
2007年12月事業規模拡大に伴い、事業に専念するために、税理士法人に勤めるのを辞めて、インターネットメディア広告とWeb制作について、法人化の準備をする。
2008年01月法人化し、株式会社コミュニティコムを設立する(資本金100万円・株式は星野邦敏が100%保有)。埼玉県さいたま市の実家の1部屋をオフィスとする。 (経緯については、「WordCamp Tokyo 2011に参加すると、きっとある良いこと。 | WordPress(ワードプレス)コミュニティ」にまとめています。)
2008年05月東京都北区のインキュベーション施設「ネスト赤羽」内にオフィスを構える。
これに伴い、本社を埼玉県さいたま市から東京都北区に移転する。
2008年06月日本経済新聞に、弊社運営サイトと、弊社代表のインタビューが掲載される。 以降、複数の紙媒体に、掲載される。
2008年10月オープンソースのカンファレンスや勉強会に参加し始める。
2009年02月ネスト赤羽IT勉強会など、複数のIT系の勉強会を主催し始めて、運営する。
2009年04月オープンソースCMSであるWordPressに、WordCamp東京をキッカケとして関わる。 (その後、深く関わるようになりまして、現在、弊社、株式会社コミュニティコムでは、サイト制作・CMS構築は、全てWordPressを用いて制作しています。)
2011年04月東京都北区のインキュベーション施設「ネスト赤羽」が手狭となり、オフィスを東京都荒川区の西日暮里に移転。西日暮里では、廃校となった中学校の1教室に、オフィスを構える。
2012年03月弊社代表の星野邦敏が「WordPress 3.x (速習デザイン)」を共著にて執筆、出版される。その他にも、IT関係の書籍の執筆、雑誌への寄稿、講演、などの依頼が多数来るようになる。
2012年12月東日本大震災の影響で、東京都荒川区の西日暮里のオフィスとして使っていた廃校となった中学校の耐震基準が見直され、建て壊されることになる。
そこで、創業者で、弊社代表取締役である星野邦敏の地元、埼玉県さいたま市にオフィスを移転すると同時に、オフィス形態を、スタッフのみが使うスペースではなく、不特定多数の人が利用できる仕事のできるスペース「コワーキングスペース」を、会社の新規事業として行うこととなる。
大宮駅東口徒歩1分の所に、約65坪・215平米のコワーキングスペース「コワーキングスペース7F – 埼玉県さいたま市大宮駅東口徒歩1分のコワーキングスペース」の運営を始める。
同時に、本社を東京都荒川区から埼玉県さいたま市に移転する。
(経緯については、「コワーキングスペースの運営を1年間それなりに本気でやってみて思ったこと色々。 | コワーキングスペース7F」にまとめています。)
2013年01月WordPressプラグイン & WebAPI 活用ガイドブック」を共著にて執筆、出版される。
2013年02月自社運営媒体として「大宮経済新聞」を開始。Yahoo!ニュースの地域カテゴリー内の埼玉カテゴリー(埼玉のニュース – Yahoo!ニュース)など複数の媒体へのコンテンツ配信も同時に始まる。
2013年03月プロが選ぶ WordPress優良プラグイン事典」を共著にて執筆、出版される。
2013年10月現場でかならず使われているWordPressデザインのメソッド」を共著にて執筆、出版される。
2013年10月いちばんやさしいWordPressの教本 人気講師が教える本格Webサイトの作り方」を共著にて執筆、出版される。
2014年02月ビジネスサイト制作で学ぶ WordPress「テーマカスタマイズ」徹底攻略」を共著にて執筆、出版される。
2014年03月子ども向けプログラミング道場(任意ボランティア団体)「CoderDojo Saitama」の運営を開始。副代表に就任。
2014年11月いちばんやさしいWordPressの教本 人気講師が教える本格Webサイトの作り方 第2版 WordPress 4.x対応 (「いちばんやさしい教本」シリーズ)」を共著にて執筆、出版される。
2016年03月コワーキングスペース7F(ナナエフ)からフロア増床して、貸会議室6F(ロクエフ)シェアオフィス6F(ロクエフ)の運営を始める。
2016年07月小さなお店&会社のWordPress超入門 ―初めてでも安心!思いどおりのホームページを作ろう!」を共著(共著者は弊社従業員)にて執筆、出版される。
2016年08月住まいを、埼玉県さいたま市から、長野県上田市の空き家(平屋の一軒家)に移し、さいたま市と上田市を行き来する2地域居住(2拠点居住)を始める。(2017年4月まで行う。)
2016年09月現場でかならず使われているWordPressデザインのメソッド[アップデート版]」を共著にて執筆、出版される。
2017年02月いちばんやさしいWordPressの教本 第3版 人気講師が教える本格Webサイトの作り方「いちばんやさしい教本」シリーズ」を共著にて執筆、出版される。
2017年04月1日でWebサイトが作れる! WordPress入門講座」を監修し、出版される。
2017年07月貸会議室6F(ロクエフ)のフロアを増床。同じビル内の8階を貸会議室・レンタル教室として運営を開始。
2017年08月できるWordPress WordPress Ver.4.x対応 できるシリーズ」を共著(共著者は弊社従業員)にて執筆、出版される。
2017年09月さいたま市周辺地域の街の活性化事業を行う「一般社団法人さいたま市地域活性化協議会」の代表理事に就任。
2017年11月コワーキングスペースに関する業界団体である「一般社団法人コワーキングスペース協会」の代表理事に就任。
2017年12月定期購読型の埼玉県産農作物付き情報誌を発行している「一般社団法人埼玉を食べる」の理事に就任。(その後、任期満了で理事を退任。)
2018年01月遊休不動産を持つビルオーナーやホテルオーナーに対して、貸会議室の運営代行・送客代行の事業を始める。
2018年04月オンライン&オフライン講座サービス「チエモ」の運営を始める。
2018年09年障がい者が福祉作業所で作られるクッキーを販売する「NPO法人クッキープロジェクト」の理事に就任。
2018年10月コミュニティコムショップ」でWordPressの有料テーマと有料プラグインの販売を始める。
2019年01月WordPress はじめてのデザイン&カスタマイズ入門 ブログ・サイトの改善方法がわかる」を監修し、出版される。
2019年02月かんたんホームページ作成ASPサービス「ホームページタウン」を始める。
2019年04月資本金を1,000万円に増資。株式は変わらず星野邦敏が100%保有。
2019年06月できるWordPress Ver.5.x対応 本格ホームページが簡単に作れる本 できるシリーズ」を共著(共著者は弊社従業員)にて執筆、出版される。
2019年06月小さなお店&会社のWordPress超入門 ~初めてでも安心!思いどおりのホームページを作ろう! 改訂2版」を共著(共著者は弊社従業員)にて執筆、出版される。
2019年07月事業譲渡を受け「浦和経済新聞」が弊社運営メディアサイトの1つとなる。「大宮経済新聞」と合わせて、取材対象地域が埼玉県さいたま市全域とその周辺市町村に広がり、Yahoo!ニュース、docomoニュース、LINEニュース等へのコンテンツ配信も引き継ぐ。
2019年07月埼玉県の中でも人口減少率が最も高い秩父郡を主な活動拠点として、空き家や遊休耕作地や山林の活用の事業を行うため、別会社として、「株式会社よこぜカンパニー」を設立する(資本金100万円・株式は星野邦敏が100%保有)。
2019年07月いちばんやさしいWordPressの教本 第4版 5.x対応 人気講師が教える本格Webサイトの作り方」を共著にて執筆、出版される。
2019年09月できるポケットWordPress ホームページ入門 基本&活用マスターブック WordPress Ver.5.x対応 できるポケットシリーズ」を共著(共著者は弊社従業員)にて執筆、出版される。
2019年11月埼玉県秩父郡横瀬町の遊休耕作地を活用したニンニクとタマネギとラッキョウの生産に携わる。
2020年03月日本国内では黎明期にあるシェアキッチン事業として、埼玉県さいたま市大宮区の大宮駅東口徒歩3分の場所で、たばこ屋さん跡地を改装して、テイクアウト専門の曜日替わり・時間替わりのシェアキッチン「CLOCK KITCHEN」の運営を始める。
2020年04月自社で運営しているシェアキッチン「CLOCK KITCHEN」のテイクアウト専用店舗を活用して、大宮駅東口徒歩3分の立地で、バナナジュース屋さん「カラダにバナナ」を、毎週土曜日限定のお店として営業を始める。
2020年05月大宮駅東口徒歩2分の場所でインターネット動画配信スタジオ「Chiemo(チエモ)」の運営を始める。
2020年07月大宮駅東口徒歩3分のカジュアルバーのランチ時間帯を活用したイートインの飲食店舗のシェアキッチン「CLOCK KITCHEN」の店舗運営を始める。
2020年12月遊休スペースを管理し収益化を図ることのできる、スマートロックを活用して、ドアの施錠・解錠と入退室履歴の管理、従量制課金と定額制課金の請求・決済・入金までを自動で行うシステム「むじんLOCK」を開発し、正式にリリースする。
2020年12月自社で運営しているシェアキッチン「CLOCK KITCHEN」のテイクアウト専用店舗を活用して、大宮駅東口徒歩3分の立地で、ココア屋さん「カラダにココア」を、毎週土曜日限定のお店として営業を始める。
2020年12月大宮駅東口徒歩10分の酒屋さん跡地を改装して、飲食店営業・食料品販売業・菓子製造業が取得でき、イートイン・テイクアウトの両方の飲食店舗の営業が行えるシェアキッチン「CLOCK KITCHEN」の店舗運営を始める。
2021年04月埼玉県秩父郡での活動拠点のオフィスとして、横瀬町の山の上の方に、空き家を購入する。
2021年06月いちばんやさしいWordPressの教本 第5版 5.x対応 人気講師が教える本格Webサイトの作り方 (「いちばんやさしい教本」シリーズ)」を共著にて執筆、出版される。
2021年06月株式会社よこぜカンパニーの事業として埼玉県秩父郡(秩父市・横瀬町・長瀞町・小鹿野町・皆野町・東秩父村)を主な取材範囲とした地域メディア媒体「秩父経済新聞」の運営を開始する。Yahoo!ニュースの地域カテゴリー内の埼玉カテゴリー(埼玉のニュース – Yahoo!ニュース)など複数の媒体へのコンテンツ配信も同時に始まる。
2021年11月シェアキッチンに関する業界団体である「一般社団法人シェアキッチン協会」の代表理事に就任。
2022年1月WordPressオリジナルテーマ制作入門」を監修し、出版される。
2022年2月大宮駅東口徒歩7・8分の場所で、シェアリング型のキッチンカー(飲食店営業)と、時間貸しの菓子製造施設(菓子製造業)のシェアキッチン「CLOCK KITCHEN」の店舗運営を始める。
2022年3月南浦和駅徒歩10分の場所で、飲食店営業施設として、シェアキッチン「CLOCK KITCHEN」の店舗運営を始める。
2022年4月さいたま市内の見沼田んぼ地域で、埼玉県が所有する公有地(遊休耕作地)、約1反5畝(約1500平米)の広さで、向日葵(ヒマワリ)迷路畑体験とレンゲソウ(蓮華草)畑を、一般社団法人さいたま市地域活性化協議会として取り組み始める。
2022年6月さいたま市内の見沼田んぼ地域で、約2反5畝(約2500平米)の広さの遊休耕作地を、株式会社コミュニティコムとして、農業経営基盤強化促進法に基づき10年間の利用権設定で借りて、農作物の生産を始める。
2022年7月埼玉県秩父郡横瀬町で、空き家を改装して、サウナ付き一棟貸し宿泊施設・テレワーク施設「ocomori(オコモリ)」の運営を始める。
2022年7月浦和駅東口徒歩1分の場所で、飲食店営業施設として、シェアキッチン「CLOCK KITCHEN」の店舗運営を始める。
2023年4月さいたま市経済局農業政策部農業政策課主催の「明日の農業担い手育成入門研修」を1年間受講し始める。
2023年5月子どもと一緒に「農業体験」をしつつ、育った農作物を一緒に販売する商売体験を通じて「マネー教育」も行う「あきないキッズ」プロジェクトを始める。
2023年6月さいたま新都心駅東口徒歩1分の場所で、飲食店営業施設として、シェアキッチン「CLOCK KITCHEN」の店舗運営を始める。(建て壊し予定の物件のため1年限定。)
2023年6月よくわかるコワーキングスペース開業・運営の教科書」を共著にて執筆、出版される。
2023年11月理事を務めている「NPO法人クッキープロジェクト」が「NPO法人」から「認定NPO法人」への申請が通る。2023年9月30日現在、埼玉県内1755法人あるとされるNPO法人のうち、認定NPO法人は、さいたま市内では10法人目、埼玉県内では38法人目。
2023年12月埼玉県秩父郡横瀬町の山林を購入し、山林の有効活用を始める。