6-01 アクセス解析の基本を理解しよう

WordPress(ワードプレス)超入門 アクセス解析の基本を理解しよう

「WordPress(ワードプレス)超入門」は、株式会社コミュニティコムが運営する「WordPressテーマ&プラグイン販売 コミュニティコムショップ」が、WordPress初心者のためにホームページを開設するまでの手順をわかりやすく解説するシリーズです。

ホームページは「作って公開したらそれで終わり」ではなく、公開後も継続して育てていくことが大切です。開設したホームページをより多くの人に見てもらえるように、いいところは伸ばし、悪いところは改善していきましょう。そのために欠かせないのがアクセス解析でホームページの現状を把握することです。

アクセス解析とは

アクセス解析とは、「ホームページを訪問したユーザーがどれくらいいるのか」「いつ訪問されたのか」「どんなキーワードで検索してホームページにたどり着いたのか」「どのページを見て帰ったのか」といったホームページを訪れたユーザーの動向を知ることです。アクセス解析をすることで、あまり見られていないページやたどり着いたユーザーがすぐに帰ってしまうページなど、ホームページの改善点を見つけることができます。また、ホームページのアクセス数が増えた時に、どんな検索キーワードや参照元からアクセスした人が多いのかを把握して、さらなるアクセス数の増加に役立てることができます。

アクセス解析をするためには、アクセス解析ツールを設置し、ある程度の時間をかけて分析のための数値を集める必要があります。WordPress(ワードプレス)でホームページを開設したら、同時にアクセス解析ツールを設置するようにしましょう。

WordPress(ワードプレス)でアクセス解析をするための方法

WordPress(ワードプレス)のホームページでアクセス解析をするおすすめの方法は、以下の2つです。

  1. Jetpack(ジェットパック)のサイト統計情報を利用する
  2. Googleアナリティクスを導入する

1つめのJetpackを使う方法は、「Jetpack でさまざまな機能を追加しよう」で解説した手順でプラグインをインストールするだけで使うことができます。WordPress(ワードプレス)の管理画面上でシンプルに日々のアクセス数をチェックできるので、手軽にアクセス解析をしたい人におすすめです。

2つ目は、Googleが提供する無料のアクセス解析ツール「Googleアナリティクス」を導入する方法です。Googleアナリティクスはアクセス解析ツールとしては高機能で、ホームページを訪れたユーザーの情報をリアルタイムに確認できるなど、Jetpack(ジェットパック)ではわからない情報も見ることができます。また、アクセス解析ツールとしては最もメジャーなので、使い方を解説する書籍もたくさん出ていますし、専門家へ相談する際にも役立ちます。

Googleアナリティクスを使うためには、WordPress(ワードプレス)のホームページとGoogleアナリティクスを連携させるための設定が必要です。テーマによってはGoogleアナリティクスと簡単に連携する機能がついているものもあります。また、プラグインを使って連携する方法もあります。

たとえばWordPressテーマ&プラグイン販売 コミュニティコムショップで販売している「企業オウンドメディア向けスタンダード WordPress テーマ by Communitycom」や「企業サイト向け WordPress テーマ by Communitycom」には、Googleアナリティクスと連携するためのトラッキングコードを管理画面から簡単に入力できる機能があります。

Googleアナリティクス

Jetpack(ジェットパック)で「サイト統計情報」を見てみよう

ここでは、手軽にアクセス解析ができる方法として、Jetpack(ジェットパック)で「サイト統計情報」を見る手順をご紹介します。

WordPress(ワードプレス)の管理画面にログインし、「Jetpack」にマウスポインターを合わせ、表示された「サイト統計情報」をクリックします。WordPress管理画面へのログイン方法については「WordPress(ワードプレス)の管理画面にログインしよう」を参照してください。

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サイト統計情報の画面が表示されました。この画面に1日の表示回数(PV数)が表示されます。「週」「月」のタブをクリックすると、週別・月別の表示回数(PV数)を確認することができます。期間を指定してアクセス数を見渡すことで、「何曜日にアクセスが上がりやすい」「月の初旬はアクセスがあまり上がらない」といった傾向が読み取れるようになります。なお、ここで画面キャプチャーを載せているホームページはデモ用で公開しておらずアクセス数が無いため、「指定された期間の統計情報はありません」と表示されています。

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サイト統計情報の画面を下にスクロールすると、リファラや検索キーワード、人気の投稿などが表示されます。「人気の投稿とページ」の「概要」をクリックして、さらに詳細を確認してみましょう。

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過去7日間の人気記事の情報が表示されました。「30日」「四半期」「年」「全期間」をクリックすると、それぞれの期間の人気記事を見ることができます。

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WordPress.comで詳細な統計情報を確認しよう

WordPress.comでは、Jetpack(ジェットパック)のサイト統計情報よりもさらに詳しいアクセス解析をすることが可能です。サイト統計情報の画面で「WordPress.com で詳細な統計情報が表示できます。」の右にある「表示」ボタンをクリックすると、WordPress.comで詳細な統計情報を見ることができます。

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公開しているサイトなのにアクセスが無い時は、非公開になっていないか確認しよう

上で例に挙げたホームページは、非公開のデモサイトのためアクセスがありませんでしたが、公開しているホームページなのに「指定された期間の統計情報はありません」と表示されてアクセス数の統計が出てこない時は、ホームページが非公開になっていたり、検索エンジンにインデックスされない(検索対象にならない)設定になっているかもしれません。ホームページを非公開のメンテナンスモードにするプラグインなどが有効になっていないか、確認してみましょう。また、検索エンジンの対象になっているかどうかは、WordPress(ワードプレス)の管理画面の「設定」 > 「表示設定」と進んだ画面にある「検索エンジンでの表示」欄で確認することができます。もし「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックが入っていたら、チェックを外しておきましょう。

アクセス数を測る指標

アクセス数を測る指標はたくさんありますが、ここでは特に押さえておきたい基本的な3つを紹介します。

  1. PV(ページビュー)数
    • そのページが何回Webブラウザーに表示されたかを計測した値で、アクセス解析時には最初に注目すべき数字です。ホームページ内を10ページ閲覧した人が5人いたら、PV(ページビュー)数は50となります。
  2. セッション数
    • ホームページにアクセスしたユーザーが、ホームページ内を閲覧し、ホームページから離脱するまでの一連の行動を1と数える値のことで、以前は「訪問数」とも呼ばれていました。30分操作をしなかったり、日付をまたいだり、参照元(ホームページにアクセスするときに利用したリンク元)が変わった場合はセッションが切れたと見なされ、新たなセッション数としてカウントされます。
  3. ユーザー数
    • ホームページを訪れた訪問者数のこと。同じ人が1時間置きに同じホームページを3回訪問した場合、セッション数は3ですが、ユーザー数は1です。ただし、同じ人でも違うブラウザや違う端末(PCとスマートフォンなど)からアクセスした場合には、別のユーザーとしてカウントされます。

この3つを理解することで、たとえば「PV(ページビュー)数が10で、セッションが2だから、1回の訪問あたり平均で5ページが見られている」といった分析ができるようになります。

Jetpack(ジェットパック)のサイト統計情報では、表示回数(PV数)を確認することができます。また、WordPress.comの詳細な統計情報では、サイト訪問者数(ユーザー数)を確認することができます。セッション数を確認したい時は、Googleアナリティクスを使うのがおすすめです。

アクセス解析を始めたら、まずは「PV(ページビュー)数」と「検索キーワード」に注目

アクセス解析でまず注目したいのはPV(ページビュー)数検索キーワードです。PV数でどれくらいの人がホームページにアクセスしてくれたかを把握し、どんな検索キーワードでホームページへたどり着いたのかを知ることで、アクセス数を増やすためのヒントを得ることができます。

PV数と検索キーワードに注目して、ユーザーが求める情報(検索キーワード)にマッチした情報を充実させたり、検索キーワードとホームページの記事にミスマッチが起きていないか確認したりして、ホームページを改善し、アクセス数UPにつなげましょう。

アクセス解析で覚えておきたい用語

PV(ページビュー)数、セッション数、ユーザー数、キーワードの他にも、アクセス解析に大切な用語がありますので、いくつか紹介します。

  • 新規率
    • 初めてホームページに訪れた人の割合。2回目以降にホームページを訪れた人の割合は「リピート率」といいます。
  • 直帰率
    • 検索エンジンや他のホームページのリンク、SNSからホームページにたどり着いたが、その1ページだけを見てすぐに帰ってしまった人の割合。
  • 平均滞在時間
    • ユーザーがページを閲覧するために滞在した時間の平均値。
  • 平均的な閲覧ページ数
    • 1回のセッションで、ユーザーが閲覧した合計ページの平均値。
  • コンバージョン(CV)数
    • コンバージョンとは、お問い合わせの送信や商品の購入など、ホームページを見た人にたどり着いてほしいゴールとなる行動のこと。そのゴールまでたどり着いた人の数が「コンバージョン(CV)数」です。
  • コンバージョン率(CVR)
    • すべてのユーザーのうち、ゴール(コンバージョン)にたどり着いた人の割合のこと。
  • リファラ
    • 参照元。ユーザーがあなたのホームページへアクセスする時に利用したリンク元のこと。

アクセス解析で、ホームページに集客するためのヒントを知ろう!

アクセス情報を解析して、ホームページの現状と、ホームページを見に来たユーザーが何を求めているのかを把握することは、ホームページを育てるためにとても重要です。アクセス解析で、あなたの会社やお店のホームページに集客するためのヒントをつかみましょう!

株式会社コミュニティコムが運営する教育部門「Chiemo(チエモ)」では、WordPress(ワードプレス)でホームページやブログを作り始めたけれど、「ここがわからない!」といったお悩みに対して、プロのデザイナーがマンツーマンでレッスンを行っています。

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