シェアキッチン「CLOCK KITCHEN」

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さいたま市とさいたま市産業創造財団が主催するビジネスコンテストで、シェアキッチン「CLOCK KITCHEN」として「地域を変える起業家賞」を受賞しました。

さいたま市とさいたま市産業創造財団が主催するビジネスコンテストに、弊社代表の星野邦敏が出場しまして、シェアキッチン「CLOCK KITCHEN」の新規事業ビジネスにおいて、主催者賞として「地域を変える起業家賞」、協賛団体賞は、埼玉りそな銀行、武蔵野銀行、飯能信用金庫、川口信用金庫、株式会社パルコ、一般社団法人埼玉県中小企業診断協会からいただきました。

さいたま市とさいたま市産業創造財団が主催するビジネスコンテストで「地域を変える起業家賞」を受賞しました。
代表の星野邦敏によるプレゼンの様子。

「世界を変える起業家」ビジコンinさいたま2020最終審査会受賞者決定のお知らせ – さいたま市産業創造財団

出場資格は、創業歴は関係無く、これから1年以内に取り組む予定、または、売上計上から3年以内の新規事業、が対象になるということで、2020年4月からもうすぐ事業開始1年になるシェアキッチン「CLOCK KITCHEN(クロックキッチン)」のビジネスで参加しました。一次審査、二次審査と通って残り、10事業者による最終審査会が2021年3月10日にありまして、7分のプレゼンと3分の質疑応答でした。

さいたま市とさいたま市産業創造財団が主催するビジネスコンテストで「地域を変える起業家賞」を受賞しました。
会場の入口。新型コロナウィルス感染症の影響で今年は観客を入れずに行ったそうです。

弊社としまして、なぜ出場したかというと、コワーキングスペースやシェアオフィスや貸会議室の運営などは営業許可は不要で誰でも営業を開始できますが(強いて言うなら消防法くらい)、シェアキッチンは都道府県(政令指定都市は市)の保健所の営業許可が必要となりますので、1年前に始めた時、前例が無いということで、さいたま市保健所に何度も行くことになりようやく始められたという経緯がありました。
そのような中で、さいたま市主催のビジネスコンテストで賞を取れば市内での地場の中小企業における民業としての活動も認知度が上がり、実情や社会的意義を行政や議員の皆さまにお伝えする機会も増えて、地場の中小企業としての民業がやりやすくなるだろうし、私たちのシェアキッチンを利用してくれているシェフのみんなにもっとフォーカスがあたって、僕だけでなく僕らのシェアキッチン利用者のみんなのそれぞれのその後の飲食店業がやりやすくなり、それが中長期的に見れば結果的にこの地域の空き店舗の解消になって個人の飲食店舗も増えて地域や商店街の活性化に繋がるはずだと思い、参加しました。無事に受賞できまして、良かったです。

今は、新型コロナウィルス感染症の影響で、飲食業や観光業は大変な影響を受けていると思います。そのような中で、私たちはこの1年でシェアキッチンを3店舗始めました。良くも悪くもコロナ前の飲食業を知りませんでしたが、おかげさまでシェアキッチンの利用希望者は多くあります。
リーマンショックと東日本大地震の後に不動産業があまり動いていない時期に異業種からコワーキングスペースの運営を約9年前に始めた頃と同じく、このタイミングで無ければ僕のような飲食業の経験が学生時代のアルバイト含めて全く無い素人がシェアキッチンの運営には参入できなかったと思います。コロナにより時代の変化があり、私たちは対応してきましたし、対応しようとしている飲食事業者に僕らのシェアキッチンも使ってもらえるよう、今後とも努めたいです。

新型コロナウィルス感染症の影響からとても色々感じることがありまして、個人的には成長できているのと、時計の針が20年くらい早まったことで、私たちがまだプレイヤーであるうちにもっと色々な世界が見えると思っています。新型コロナウィルス感染症により時計の針が早まったことで僕の世代でもプレイヤーであるうちに、私たちが今までやってきて今もやっているような、いわゆる人口減少が前提のビジネスモデルや働き方の展開が色々やれそうですし、話を聞いていただける人も相当に増えました。

今回の行政主催のビジネスコンテストにおいては、行政の出来ることと、民間の出来ることは、異なり、地場の中小企業として私たちは私たちとして民業としてやるので、行政や議員の皆さんにはぜひ僕らの応援団になって欲しいと願っています。今回の行政主催のビジネスコンテストで受賞したことがその応援団を増やすことに繋がると願っています。また、さいたま市内の遊休耕作地を橋渡しいただき、食だけでなく農も市内で何かしらの形で僕らが出来るよう、支援・応援を望んでいます。

シェアキッチンは、代表の星野邦敏が、WordPressを始めた2008年、コワーキングスペースを始めた2012年と同じように、今は市場規模も認知度も小さく黎明期のように感じています。しかしながら、いわゆるwithコロナ、afterコロナを考えると、コワーキングスペースやシェアオフィスはもちろんですが、このシェアキッチンも5年10年経てば世の中全体としても時代にマッチした事業活動になると思っています。

あと、今の私たちの活動で言いますと、空き家改装と遊休耕作地の活用、DX絡みのシステムなども、新型コロナウィルス感染症の影響に関係無くても、今後、日本は人口がより減少していくわけで、5年10年経てば、より一般的になっているはずと考えています。

「人口が減少していく」というのは世の中的には中長期的な危機感で今の時点では日々の生活の中で感じる人は少ないと思いますが、それを誰しもが深刻に考えるようになるにはあと20年30年掛かる気もしています。しかしながら、新型コロナウィルス感染症の影響によって、私たちが今までやってきて今もやっている事業活動が日の目を見るのが更に20年は早まったと思いますので、私たち自身がプレイヤーであるうちにこの時代やこのタイミングで出来ることをよりしていきたいと考えています。

埼玉県内の地域の会社として、今後とも様々な活動をしていきたいと考えております。弊社のシェアキッチン「CLOCK KITCHEN」の今後の活動にもぜひご期待ください!今後ともよろしくお願いします。