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CPIサーバーのシェアードプランACE01(エース)でWordPressを使うための.htaccessの初期設定
こんにちは。株式会社コミュニティコムの星野邦敏です。
つい最近、CPIサーバーのシェアードプランACE01(エース)を借りて、WordPressをインストールしました。
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普通にWordPressのコアファイルをFTPでアップロードしただけでは、以下のような画面となります。
つまり、CPIサーバーのシェアードプランACE01(エース)では、PHPが初期状態では動いていない、というわけです。
それを動かすには、
.htaccessファイルをトップの階層に用意して、.htaccessファイルの中に、
AddHandler x-httpd-php536 .php
と書く必要があります。
CPIサーバーのシェアードプランACE01(エース)のPHPのバージョンは、5.3.6と、5.2.8の2つが用意されています。
PHPのバージョン5.3.6を使う時は、
AddHandler x-httpd-php536 .php
と書いて、
PHPのバージョン5.2.8を使う時は、
AddHandler x-httpd-php528 .php
と書きます。
また、CPIサーバーのシェアードプランACE01(エース)は、文字コードの初期設定が、EUC-JPとなっています。一方で、WordPressは、文字コードがUTF-8である必要があります。したがって、サーバー側の文字コードをUTF-8にしておかないと、文字化けが起きてしまうでしょう。
ここで、php.iniの設定が出来るので、WordPressを設置したディレクトリ階層に、php.iniファイルを作成できるので、文字コードをEUC-JPからUTF-8に出来るため、指定ができます。
suPHP_ConfigPath /usr/home/ユーザーID/html/
として、ディレクトリ階層に、php.iniが有効になるようにします。
さらに、CPIサーバーのシェアードプランACE01(エース)は、初期設定では、mod_rewriteが有効になっていません。mod_rewriteが有効になっていないと、WordPressのパーマリンク設定が出来ず、記事のURLの変更ができなくなります。
そこで、.htaccessファイルに、mod_rewriteが有効になるように、以下のコードを書きます。
Options +FollowSymLinks
まとめると、すなわち、.htaccessファイルを用意して、以下のソースコードを書くようにします。
AddHandler x-httpd-php536 .php suPHP_ConfigPath /usr/home/ユーザーID/html/ Options +FollowSymLinks
すると、PHPも動き、文字化けも解消して、mod_rewriteも有効になると思います。
その他にも、データベースを新規で作成する際には、文字コードの初期の選択は、EUC-JPとなっていますが、WordPressを使う場合には、UTF-8を選択して、データベースを作りましょう。そうでないと、文字化けが起きてしまうでしょう。
その他にも、CPIサーバーのシェアードプランACE01(エース)でWordPressを使うには、いくつかの設定などが必要のように思います。自分も使い始めたばかりなので、また順次、Tipsをメモとしてもアップしていければと思います。
(追加)
CPIサーバーのシェアードプランACE01(エース)でWordPressを使うための初期設定まとめを書きました。
IT事業と不動産運営事業を行う株式会社コミュニティコムの代表取締役。埼玉県さいたま市の大宮駅東口近くの「コワーキングスペース7F」「シェアオフィス6F」「貸会議室6F」の運営代表者。「大宮経済新聞」の編集長。WordPress日本語公式サイトのイベントカレンダー更新。他、複数の一般社団法人とNPO法人の理事などをしています。趣味は自分の思い付いたWebサービスを自分で自由に開発することです。最近は農業と食と家庭菜園のビジネスなどにも興味があります。