ブログ
WordPressでは、the_author_metaというテンプレートタグを使うことで、登録しているユーザー情報を表示させます。
こんにちは。株式会社コミュニティコム代表取締役の星野邦敏です。
2012年4月24日(火)の業務日記です。
前回の記事の続きです。
is_user_logged_in()関数を使うと、WordPressで会員制サイトを作った際のカスタマイズに便利。
ユーザー情報は、WordPressでは、the_author_metaというテンプレートタグを使います。
テンプレートタグ/the author meta – WordPress Codex 日本語版
the_author_meta関数には、多くのパラメーターが用意されていますので、表示させたいユーザー項目を変えることもできます。
なお、表示には、もちろん、ユーザーがその項目にデータを入力している必要があります。ユーザー登録時にそのフォームを作る必要があります。デフォルトでは、管理画面の「あなたのプロフィール」から閲覧や編集をすることができます。
パラメーターは以下の通りです。
user_login
ログイン名
user_pass
パスワード(通常は出さない方が良いかもですが)
user_nicename
ニックネーム
user_email
メールアドレス
user_url
ユーザーの運営サイトのURL
user_registered
ユーザーが登録された日
user_activation_key
アクティベーションキー
user_status
ユーザーステータス
display_name
表示名
nickname
ニックネーム
first_name
名前
last_name
苗字
description
プロフィール概要
jabber
Jabberというインスタントメッセージサービスのアカウント名
aim
AIMというインスタントメッセージサービスのアカウント名
yim
YahooIMというインスタントメッセージサービスのアカウント名
user_level
ユーザーの権限
user_firstname
名前
user_lastname
苗字
user_description
プロフィール概要
rich_editing
リッチエディタ
comment_shortcuts
コメントショートカット
admin_color
管理画面の選択している色
plugins_per_page
プラグイン数
plugins_last_view
最後に見たプラグイン名
ID
ユーザーID
このようなことを、WordPressテーマのsideber.phpに書くこと等で、会員制サイトを作ったりすることも可能です。
他には、イベントサイトで、参加申込をしている人の一覧を出すこともできます。
WordPressのイベントでは、
名古屋で行われた
WordBeach | WordPress Conference in Nagoya August 27, 2011 at 新舞子まなビレッジ南浜荘の下のユーザー一覧や、
鹿児島で行われる
参加者 | WordVolcano
などは、そのような書き方で、実装されているのでは?と思います。
TwitterのIDは、WordPressのデフォルトではありませんので、以下の方法で実装します。
テンプレートタグ/the author meta – WordPress Codex 日本語版 – 高度な使い方
プラグインを使ってユーザー登録時や管理画面から wp_usermeta(wp_ はデータベース接頭辞)に新しい値を追加することもできます。以下は、プラグインが meta_key のキーを “twitter” と設定し、その meta_value が “wrodpress” となっている場合の例です。
<p>投稿者の Twitter ID: <?php the_author_meta('twitter'); ?></p>と書くと、
<p>投稿者の Twitter ID: wordpress</p>のように表示されます。
このようにユーザーの登録情報を増やすこともできます。
そんなことをしていた、4月24日でした。
IT事業と不動産運営事業を行う株式会社コミュニティコムの代表取締役。埼玉県さいたま市の大宮駅東口近くの「コワーキングスペース7F」「シェアオフィス6F」「貸会議室6F」の運営代表者。「大宮経済新聞」の編集長。WordPress日本語公式サイトのイベントカレンダー更新。他、複数の一般社団法人とNPO法人の理事などをしています。趣味は自分の思い付いたWebサービスを自分で自由に開発することです。最近は農業と食と家庭菜園のビジネスなどにも興味があります。